こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
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酒量コントロールが始まるようになり、しばらくして彼自身から、アルコール依存症者のための自助グループ、AAにつながりました。
きっかけは覚えていないのですが、彼から後で聞いたところによると、私がうるさいから、ポーズとして行っていたそうです。
でもときどき、ミーティング中のはずの時間に電話がかかってきて、「今、AAの仲間とバーに来ている。みんなでソフトドリンクを飲んでるから大丈夫。今日は遅くなるから先に寝てて」みたいな事を言っていました。
今の私なら、そんなワケな~い と気づきますが、その時は信じていました。
そんな事が続く中、同棲が始まりました。
もう酒はやめたからとAAに行かなくなり、飲まなくなってから数週間すると様子がおかしくなり始めます。
どうしたのかなー?大丈夫かな?何か言いたいことでもある?他に好きな人が出来たとか?
なんだかそういう感じの態度になり、それが数日続きます。
そして、話がある。と言い、「もう飲まないでいられるようになったから大丈夫。自分でコントロールできるから、少しずつ飲み始めようと思う」と告白するのです。
飲酒欲求で自分が抑えられなくなって、そういう様子になっていたのでしょう。
当時の私は、アルコール依存症についての知識が全くありませんでした。
病気という認識すらなかったので、半信半疑ながらも、もしかしたら普通の人のように飲めるのかもしれない、そうなったら嬉しい。と、期待していたところもありました。
でも実際は、初めの数日は少しで抑えられるものの、すぐに前の状態に戻ります。
そしてまた自主的に断酒を数週間 → 様子がおかしくなる。
の繰り返しでした。何度も何度もありました。
酔っ払って帰ってきては私とケンカ。
今の私なら、彼が酔っ払って帰ってきたとしても、絶対に文句は言いません。
私が文句を言わなければ、ケンカは始まりません。
結局、腹が立って収まらず、朝まで寝られなくなる私の隣で、酔っ払った本人は、ケンカの途中でぐーすか寝てしまうのです。
起こそうとしても起きません。自分でベッドから床にドスンと落ちても、起きたことはありません。
でもその事を学びもせず、アルコール依存症の知識もなかった私は、何年も同じことを繰り返していました。
今の私なら、文句は言わず、早い段階から飲みたいだけ飲ませて、“底付き”するのを待つと思います。
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