こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
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離婚を言い渡される数週間前、夫の態度が急変して私を避けるようになりました。
自分のスポンサーに会ってステップをしていると言い、決まった曜日の夜、出掛けるようにもなりました。
そして、子供が学校からの合宿に行ったその日、仕事から帰ってきた夫は「話がある」と言い、話し始めたのです。
簡単にまとめると、
・私といては、自分が良い人間になれないから離婚する
・俺は金を稼ぐためだけの道具に使われていると感じている
・子供の親権は半分半分。養育費は払う。
・でも私の病気が治るまでは一緒に暮らしてもいい
とのこと。
あまりに突然で、しかも私はまだ体調が悪かったため、うなずいて、分かった、と言うしかありませんでした。
それから夫は、子供が帰ってくるまでの数日間、スポンサーの家に泊めてもらうと言って家を出て行きました。
よく覚えていませんが、夫が出て行った後、しばらくは泣いていたと思います。
確かに、冷静に思い返してみると、子供が大学進学や就職で巣立って行ったあと、夫と2人で生活することはあまり想像ができなくて、その時が別れどきだと思っていたこともありますし、大げんかの時に実際に夫にそう告げたこともあります。
いろいろと自分には反省することがあると気づいた時、友達から教えてもらった誰かのブログから、ある2冊の本に辿りつきました。
これはKindle版が出ていたので、ダウンロードしてさっそく読みました。
著者の方は、アダルトチルドレンとして育ち、ご主人のDVを受け、5年間の別居。
そして次に紹介する本に出会い、実践してご主人とまたやり直し、出会った頃よりもラブラブになられ、さらに新しい命を授かったとのこと。
読んでいて涙が止まりませんでした。
私は、ずっと自分が正しいと思っていて、夫を信用できなかったこと。
夫を自分の思い通りに動かそうと、ずっとコントロールしていたこと。
それがどれだけ夫を傷つけていたのか、ということに気づき、この本を読んだ後も、毎日、申し訳ない気持ちと、これまでの夫の気持ちを考えて、泣けて泣けて仕方がありませんでした。
そして、上の本の著者が実践したのが、こちらの本です
どうしても読みたくて、日本のアマゾンから取り寄せようとサイトを開き、検索をしました。
すると、"あなたはこの本を2013年●月×日に購入しています” というメッセージが出るではありませんか。
すっかり忘れていましたが、誰かのブログを教えてくれた同じ友達が、この本を数年前にすすめてくれていて、購入していたのでした。
慌てて本を探してみましたが、どこにも見つかりませんでした。
おそらく、引っ越しの時に捨ててしまったのでしょう。。
再度購入し、日本からの到着を待ちました。
この本に書かれているのは、おおざっぱに言うと、
「妻を愛しいと思う感情を、どうしたら夫の心に呼び起こすことができるか」ということです。
「男性はプライドが高く、自分を信頼し頼る女性を愛おしく思う」
「本能的に、男性は弱いものを守りたいという欲求がある」
のような事が書かれてあります。
まず、私は自分のプライドが高かったので、夫を信頼して頼ることなどほとんどした事がありませんでした。物事の決定権はほとんど私にありました。小さい頃から、親にも頼るという事をしたことがなく、何でも自分で決めてからの事後報告でした。
夫に守ってもらおう、などと思ったこともありません。頼りない夫を私が守らなければ、くらいに思っていたし、子供も私が守らなければ、と必死になっていました。
それから、「相手の欠点を含めてありのままを受け入れる」ことも全く出来ていませんでした。欠点ばかりが目に付き、責めたり正そうとしたりを繰り返していました。夫の欠点や病気を含めた "ありのまま” を受け入れて愛することは出来ていなかったと思います。
そして、「何か相手にしてほしい事があれば、"女らしく”お願いする」
これも一度もしたことがありません。いつもお願い、というよりは命令口調。
お願い、と言葉で言ってはいても、口調が命令。というような感じでした。
これでは夫が弱い女性を愛し、守りたい、と思えるわけがありません。
出会ってから15年以上もの間、よく夫は我慢していたと思います。
男のプライドはズタボロだったでしょう。
突然離婚を告げられはしましたが、このような事に気づけたおかげで、夫への怒りや恨みを抱かずに済んだのでした。むしろ、本当に、こんな妻で申し訳なかったと心から思いました。
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