こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
はじめましての方は、こちらをどうぞお読みください^^
● ● ● ● ●
夫に離婚を告げられたことによって、私は様々なことに気づかされました。
まず、夫が依存症だから、私が怒ったり偉そうにしたり、夫をバカにした態度をとるのも仕方ないと勘違いしていたこと。
そして、そんな態度が夫をずっと傷つけていたこと。夫はずっと我慢していたこと。。
アラノンや家族の会では、「手放す」という言葉が出てきます。
これはアルコール依存症という病気やその本人に感情的に巻き込まれないこと、または本人が起こした問題に手を出さない、飲める状況を作ってあげない、などという事ですが、私はずっと勘違いしていました。
私はずっと、夫が飲んでいない間も、夫のことには無関心でした。一緒に暮らしていても、ただの同居人くらいにしか思っていない、そんな感じの態度だったと思います。
それが “手放す”ことだと自分に言い訳していたのかもしれません。
本当は、「愛を持って」手放さないといけなかったのです。
相手に無関心であったり、無視するような態度をすることは、 “愛を持って” 手放すことではなかったのです。今思うと当たり前のことなのですが、それが私には出来ていませんでした。。
それから、以前の記事『自分を愛してあげる』の時に気がついたのですが、私は自分を愛せていませんでした。だから夫のことも本当は愛せていなかったのだと思います。家族としての愛、というか情、みたいのものはもちろんありました。
でも、夫を1人の男として愛していたかというと、素直にそうとは言えません。
私には、どうしても愛せない夫の嫌いな部分がありました。夫の本来の性格なのか、アルコール依存症の性格なのか、いまいち分りません。
もちろん尊敬する部分もたくさんありましたが、嫌いな所がそれを上回ってしまい、“この人、男として好きくない” というのが態度にも出ていたのだと思います。
本当に“愛する”というのは、相手の欠点もイヤな部分も含めてすべてを受け入れ、丸ごと愛する、ということだと感じます。
私にはそれが出来ていませんでした。だからこのような結果になって、お互いにとって良かったのだと思っています。
先日、日本の家族会の仲間と話していたのですが、彼女にご主人のことが好きか聞いてみると、好きだと言いました。
私は、夫がアルコール依存症だから夫のことを愛せなくて、好きになれなくて当然だと思い込んでいたので、目から鱗でした。
アルコール依存症でもご主人のことを好きだと言える彼女がうらやましく思え、と同時にずっと2人で幸せでいてほしいなと思いました。
私にも、いつか本当に愛せる人が出来る日がくればいいなと心から思います。
最後にポチっとお願いします
↓