こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
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私のお気に入りのアラノンの書籍の、昨日付けのページを読んで改めて感じたことを書きたいと思います。
まずは、そのページの内容から。。
ある日、恐怖でおびえきった女性がアラノンミーティングに参加し、ショッキングな話をした。
彼女の夫は暴力的で、しばしば彼女を殴り、食べるお金にさえも困り、警察沙汰は日常茶飯事で、家賃が払えないために次から次へと住まいを変えなければならないということだった。
もしその夫が現在刑務所に入っていなければ、彼女はアラノンをたずねる勇気を持ち得なかったかもしれない。
少し自信を取り戻し始めたあるとき、彼女はスポンサーに「離婚をした方がいいでしょうか」とたずねた。
スポンサーは「この決断は、あなただけが出来ることです。他の女性たちはずっと前に別れてしまったかもしれません。しかし、あなたは本当に離婚が出来るのですか。あなたの心はあなたに何とささやいていますか」と答えた。
一瞬の躊躇もなく彼女は答えた。「私の権利と理性に従えば、彼から永久に離れるべきだと分っています。でも・・・私は彼を愛しているのです」
私たちすべてがそうあるべきように、彼女は自分自身の答えを見いだしていた。他の誰がそれを見いだすことが出来るだろう?他の人のための決定を、代わりにできるほど賢い人がいるだろうか?アラノンの私たちの中には、誰もいないはずである。私たちはアラノンでどんなに酷い状態でも、まったく希望がなくはない、ということを知っている。
このケースもそうだった。彼女が夫に対する恐れを乗り越えた時、自己憐憫もなくなっていた。彼女は、夫の破壊の中に自分自身を巻き込むことをやめ、最後はいつも暴力になる口論から自分自身を守った。彼女の夫は、彼自身の問題に直面さぜるを得ない所に追い込まれた。そして幸いにも、彼はAAの中でそれらに直面することを学んだのである。
私は、自分の夫がアルコール依存症だから心から愛せない、好きになれないとずっと思っていました。
でもこれを読んで、それは間違っていたことに改めて気づきました。
アルコール依存症でも暴力を振るわれても、相手を「愛している」と言える。
すごいなと思います。私とは違ったなと。
以前の記事、
でも触れましたが、家族の会の仲間は、ご主人のことをとっても好きだと言っていました。
そしてまた昨日彼女と、他の人も交えて話したのですが、
“もし、今の相手と、例えば昔好きだった人か、今誰か気になっている人など、違う男の人と取り替えてあげるよ、と言われたらどうするか?” という話になりました。
現実的なことは一切無視して、自分の気持ちだけを素直に考えるという条件で、もう一人の人は、「はい」と言うかも。と言いました。私の答えはもちろん、「お願いします!」(笑)
でも、ご主人のことが好きだと言った彼女は、もちろん「ノー」でした。
本当に素敵だと思います。そして、心から羨ましいです。
アルコール依存症の夫を持っていても、自分が相手を愛していれば幸せなんだと思いました。
逆に言うと、相手が依存症じゃなくても、自分が本当に相手を愛していなければ・・・
アルコール依存症者と離婚をしたいのかどうか悩むときは、本当にこの人を愛しているのか、この人が好きなのか、と自分の心に素直に聞いてみれば自ずと答えが出てくるのかもしれませんね。
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