こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
はじめましての方は、こちらをどうぞお読みください^^
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久々の投稿となります。ご無沙汰しています、まききちです <(_ _*)>
さて、元夫が出て行って8ヵ月が過ぎたのですが、ここのところ、彼に対して様々な気持ちが入り交じっていました。
別れた当初は、なぜアルコール依存症の夫に離婚を告げられてしまったのか、自分の反省点に気づくことができました。体調はまだあまり良くなかったのですが、それでも日々、出来ることを少しずつして、1日1日なんとか生きていました。このブログを始めたのもその時期です。
もう少し経つと、今度は子供や財産分与に関して元夫から嫌なメールが来たりして、感情的に巻き込まれ、恐れが全面に出てきて苦しい日々が続きました。
それが落ち着いてしばらくすると、この2~3ヶ月は、元夫に対する怒りが時々わくようになってきてしまいました。
あちらはすぐに彼女と一緒に住み始め、稼いだお金も全部ひとりで使い、何も失うことなく幸せな生活ができている。それなのに、私はまだ仕事に出られる身体でもなく、しかも子供と過ごせる時間を半分奪われ、1人ぼっちで寂しい。不公平すぎる!! と、自己憐憫と彼に対する怒りにとりつかれたのです。
それと同時に、子供の進学についても私と夫とで意見が分れていたので、“私が良いと言っている学校に夫が反対しているのは、自分の家から遠いという理由だ。子供の事を第一に考えない自分勝手な父親だ” 、"学校の事を調べもしないで、私が良いと言っているからという理由で反対しているのだろう” と勝手に決めつけて、1人で敵対心を抱いていたことも重なっていました。
そうすると、たまに顔を合わせた時でも、目も見ずに一言あいさつを交わすだけだったり、何か子供の物を彼がうちに届けに来た時も、子供にドアを開けさせて私は顔も見せず、あいさつもせず、というような態度を取ることが続きました。
私が相手の顔を見たくもないのだから、これでいいんだという気持ちの反面、さらにみじめな気持ちにもなっていきました。
本当は、別れても普通に接することができたら、こんなみじめな気持ちにならないのに。。。
そんなある日、子供のイベントで顔を合わせる事がありました。
学校の事について、それまで頭の中で嫌な感情がグルグル回っていたのですが、顔を合わせて話してみないとラチがあかないと思い、思い切って学校の事を話してみました。すると彼が、「君が良いと言っている学校でも俺は別に構わない」と言ったのです。
私の中の彼に対する嫌悪感や敵対心がスッと消え、そのあとは普通に笑顔で会話することができました。
学校の事だけではなく、実際に顔を合わせて話すことで、自分の頭の中でグルグルしてどんどん膨らんでいた自己憐憫や、彼への怒りが無くなったのです。
不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このような事は結婚生活の中でも多々ありました。
夫が留守にしていると、それが単に仕事に行っているだけだとしても、突然フと何かしらの妄想が頭をもたげ、それにとらわれて怒りが湧き、夫が帰ってくるまで妄想がドンドン膨らみ、怒りでいっぱいになっていました。(詳しい内容は今思い出せないのですが)
でも、夫が帰宅し、顔を見て会話すると、スッと怒りが消えるのです。
なぜなら、自分の中で膨らませていた怒りは実態がないもので、彼が何をしたわけでもなく、単に自分の頭の中で勝手に悪い妄想をしていたからです。
私たち依存症の家族は、妄想するクセがあります。勝手に悪い妄想をして心配し、怒り、自己憐憫に陥ったりもします。
話を戻します。
さらにその翌日。その日は子供が私の家に居たのですが、めずらしく元夫がメールではなく、息子に電話をかけてきました。
そして、なんと私にかわれと言ってきたのです。電話で話したのは、別れて少し経ったお正月に、酔っ払って電話を掛けてきたとき以来でした。
特にコレといった内容はなかったのですが、昔のように冗談を交えて会話をすることができました。
そのあと、やっと普通に会話ができるようになった事に少し嬉しい気持ちになり、"もしかして私はまだ彼のことが好きなのか?愛しているのか?”という疑問がフと湧いてきました。それは、“私が病気中に飲み始め、私を置いて他の女の元へ去っていった男なのになぜ?” と、自分自身、少々受け入れがたいものでもありました。
そしてその数日後…。
いつも寝る前にアラノンの書籍のその日のページを読んでいるのですが、そこに
「夫と別れ、彼を失ったことは悲しいが、彼との生活を失ったことは悲しくない」
というような内容がありました。
その部分を読んだ瞬間、“私の気持ちはまさにこれだ!!”と思ったのです。
長年一緒に暮らした人が去って行ったことはとても悲しい事だけど、その彼と一緒に暮らしていない事については悲しくない。
その瞬間、自分の本当の気持ちが分かって、とても晴れ晴れとした気持ちになりました。
「私はまだ彼のことが好きなのか?」と疑問が湧いた時に、「まさか!自分を捨てた男にまだ未練がある!? いや、あり得ない!」と、素直な疑問を自分自身で否定していたら、そのページを読んだとしても、それが自分の気持ちだと気づかなかったかもしれません。
もし、自分がステップを踏んでいなかったら、それまでしてきたように、自分の正直な感情にまたフタをして、本当の自分の気持ちを見ようとしなかったかもしれません。
受け入れがたい自分の感情や疑問も、正直に一旦受け止めることが出来て、本当によかったと思った出来事でした。
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