こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
はじめましての方は、こちらをどうぞお読みください^^
● ● ● ● ●
今、元夫が息子を連れて、彼女も一緒に3人で自国に里帰りをしています。
(彼女の家族は、彼と同じ国の出身)
私たちのような国際結婚で別れた場合、もう片方の親の許可がなければ16歳未満の子供を国外へ連れ出せないという「ハーグ条約」という法律があります。
国際結婚をしたカップルが別れた時に、片方の親が勝手に子供を連れて自国へ帰ってしまい、もう片方の親が会えなくなるという、いわゆる“連れ去り”を禁止する法律です。
一時帰国も同じなので、元夫は今回の里帰りを決めた数ヶ月前、メールで私に許可を求めてきました。最後に「うんと言わないと、君が息子を日本に連れて里帰りしたい時に、どうなるか分かるよね」という余計な一言も添えて(笑)
里帰りは、おばあちゃんや親戚に会えて子供も嬉しいので、子供の気持ちを考えて私が許可しない訳はないのですが、彼には、もしかしたらNOと言うかも!?という恐れがあったのでしょうか。
それはさておき、元夫は、彼女も一緒に行くということは私には言いません。その事は、後で子供から聞きました。それを聞いた時は、もちろん複雑な気持ちになりました。でもそれと同時に、元夫1人だけに任せるより、もうひとり大人が一緒に居た方が、万が一、彼が飛行機で酔っ払ってしまったり、何かあった時には安心だろうという気持ちもありました。
そしていよいよ出発が近づいた時に、ちょうど良いタイミングでそれまでの元夫に対しての敵対心もなくなり、自分の素直な気持ちがわかり、とても穏やかな自分になれました。
なので、子供を送り出す時も、笑顔で「楽しんでおいで」と言うことができたし、夫にも「楽しんで」「気をつけて」とだけ言うことができました。
以前の私なら、「飛行機では飲まないようにして」とか、「子供の世話をきちんとお願いね!」など、余計な事をついつい言ってしまっていたでしょう。
以前、元夫がどこかへ行ったり何かをする度に、酒を飲んで粗相をしないか、という心配ばかりをしていた私は、余計な事ばかりを言って彼をムカつかせたり、がっかりさせたりしていたに違いありません。
でも今回、普通に声を掛けることができたとき、
「あ、今までもずっと、本当はこれだけでよかったんだ」
と気づくことができました。
相手も気持ちよく出掛けることができるし、何より、自分自身が心配で頭がグルグルすることがなく穏やかに過ごせます。
相手は、こちらが何を言おうと飲む時は飲むし、飲まない時は飲まないのです。こちらが余計なことを言うだけ、相手の反感を買うだけだったのです。
一緒に居ては分からないこと、離れてみて初めて分かることってあるのだなぁと、改めて気づかされました。
まだ一緒に生活していた頃の自分に伝えてあげたい気持ちでいっぱいです。
でも、もうそれは叶いません。
今は、この気づきに感謝です!
最後にポチっとお願いします
↓